3つのトランペットのための組曲 トマジ作曲

3つのトランペットのための組曲
 "Suite pour trois trompettes"

 [作曲] H.トマジ (Henri Tomasi)
 [編成] トランペット3重奏
 [演奏時間] 7分
 [構成] 3楽章構成
   I.  ハバネラ(Havanaise)
   II. エーゲのレント(Lento Egeen)
   III.ボリビアのダンス(Danse Bolivienne)
 [出版] Alphonse Leduc(アルフォンス ルデュック社)

トマジといえば、トランペット協奏曲が有名ですね。
レパートリーの少ないトランペット協奏曲の中でも定番でコンクールのトランペット部門などでも課題曲として使用されるほど有名な曲なのですが、3重奏もあるんですね。

曲調はなんとも独特で同じフランスの作曲家のボザの2本のトランペットのための「対話」
に通ずるものが感じられます。

各楽章、別々の民族舞曲を題材にしており、ミュートで始まる気だるい曲調のハバネラ、
短く不思議なメロディーを変奏していくエーゲのレント、
再度、ミュートで始まるトッカータ風のボリビアのダンスから成ります。

グレードは不明ですが、緊張感のある場面で高音があることを除けば比較的演奏可能な部類と思われます。

譜面はこちら
楽譜 AB 236 3つのトランペットのための組曲/トマジ作曲(Trumpet三重奏)(金管アンサンブル/Rocket(輸入楽譜)) 【10P18Jun16】

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