7つのトランペットとティンパニのための協奏曲
7つのトランペットとティンパニのための協奏曲 "Concerto for 7 Trumpets and Timpani" [作曲] J.E.アルテンブルク (Johann Ernst Altenburg) [編成] トランペット7重奏 + ティンパニ [演奏時間] 5:30 [出版] パブリックドメイン [楽譜入手先] IMSLP (無料) (Concert with 7 trumpets and timpani) Editions Bim(海外) アルテンブルクは18世紀の作曲家で、最後のトランペット・ギルドの伝承者と言われています。 ギルドとは封建社会において商人、手工業者の技術を門外不出とするための組織で、王に仕えるトランペット奏者もそうした組織を結成していました。こうした中でナチュラルトランペットの奏法が確立・伝承されていきました。 現代はピストンのピッコロトランペットまたはトランペットを使用しますが、当時はこれをナチュラル・トランペットで演奏していたというのが信じられません。 構成は、1楽章アレグロ、2楽章 アンダンテ、3楽章 ヴィヴァーチェです。 全体を通して、荘厳で華やかな雰囲気です。 編成は、トランペットが、ソロトランペットと第一、第二クワイア各3本で計7本とティンパニです。 ソロ以外でも各1stはハイC、ハイDが出てきますので、確実に3人は高音吹きでなければ演奏できません。