投稿

9月, 2016の投稿を表示しています

7本のトランペットのためのファンタジー E.イウェイゼン作曲

イメージ
7本のトランペットのためのファンタジー  " Fantasia for seven trumpets "  [作曲] E.イウェイゼン(E. Ewazen)  [編成] トランペット7重奏  [演奏時間] 8分  [グレード] 6  [出版] トリプロ出版(Triplo Press)  [譜面入手先] 楽譜 エワイゼン/7本のトランペットのためのファンタジア(TRP051/トランペット/輸入楽譜(T)) 【10P03Dec16】   sheetmusicplus.com E.イウェイゼンはアメリカの作曲家で、吹奏楽や金管楽器を中心とした作品が多く、注目の作曲家です。 彼を知るきっかけとなったのは、ニューヨーク・フィルの主席TP奏者、フィリップ・スミスのCDに収録されていた、トランペット、ヴァイオリン、ピアノのための三重奏です。 不思議な編成ですがとても良い曲で彼の虜になりました。 どれも同じように聞こえるという批判もあるようですが、他にない独特のリズムと響きが癖になります。 単一楽章の作品としては8分と長めの作品で、グレード6と若干高めですので、初見でというわけには行かないでしょう。 曲はやはり、独特の響きとリズムで始まり、中間部では美しくもどことなく悲しげな旋律を聞くことができます。最後は冒頭のテーマが再現され幕を閉じます。

ルイ・アームストロングのためのファンファーレ/トランペット二重奏

イメージ
"Fanfare for Louis, for 2 trumpets"  [作曲] M.アーノルド (Sir Malcolm Arnold)  [編成] トランペット2重奏  [演奏時間] 2分  [楽譜入手先] ミュージックストア・ジェイ・ピー このファンファーレはジャズの王様、ルイ・アームストロングの70歳の誕生日を祝うためにM.アーノルドが作曲したファンファーレです。 アーノルドは作曲家であり、トランペット奏者なのですが、トランペットを始めるきっかけとなったのがルイ・アームストロングの音楽に出会ったからだそうです。 アーノルドの全般的な特徴でもあるアンニュイ感はもしかするとジャズに原点があるのかもしれませんね。 アームストロングに捧げられただけあって、ニューオリンズジャズを彷彿とさせる曲調となっています。

トランペットアンサンブル(4~6重奏) 組曲「惑星」から木星 G.ホルスト/K.Zimmer2編曲

イメージ
組曲「惑星」から木星(ジュピター) トランペット4~6重奏   Jupiter, the Bringer of Jollity  [作曲] G.ホルスト (Gustav Holst)  [編曲] Koh Zimmer2  [編成] トランペット4~6重奏  [調性] 原調より2度下  [最高音] 1st: A 6th:ハイC (オプション演奏時 ハイD)  [演奏時間] 4分30秒  [楽譜入手先]  Piascore ホルストの木星をトランペットアンサンブルにしました。 ・1st~4thは必須  どのパートにも旋律が回るようにしています。 ・5th~6thはオプション ・5thは比較的、易しい ・6thは高音担当(最高音ハイD)のため比較的難しい(ピッコロで演奏可能) 通常のエンディングの他、簡単な代替エンディングもあります。 このエンディングを使用することで、一番有名な旋律部分(Andante maestoso)のみ演奏することができます。 5重奏 4重奏

2本のトランペットのための12の二重奏曲 J.S.バッハ作曲/J.G.モーティマー編曲

イメージ
2本のトランペットのための12の二重奏曲   12 Duos for 2 trumpets  [作曲] J.S. バッハ (J.S. Bach)  [編曲] J.G. モーティマー (J.G. Mortimer)  [編成] トランペット2重奏  [構成] 12曲構成    I. Prelude II. March III. Minuet IV. Minuet V. Bourree VI. Polonaise    VII. Minuet VIII. Musette IX. March X. Minuet XI. Invention XII. Invention  [グレード] 3-4  [出版社] EMR (EDITIONS MARC REIFT) 今回は、家に眠っていた譜面を演奏してみました。 曲の詳細は不明ですが、バッハの小品を12曲集めてトランペット用のデュオにしたもののようです。 その中から最初の前奏曲を演奏してみました。 グレードは3~4で譜面もそれほど難しいようには見えないのですが、実際に演奏してみると初見では聞かせられる状態ではありませんでした。 何度か挑戦してなんとか通るようにはなったものの生音だととても聞くに堪えないので倍管にしてリバーブを教会並にかけさせていただきました(^^; なんとかバッハならではの敬虔さが感じられるようになったのではないでしょか。 他にも、あの有名な誰でも聞いたことのメヌエットなどが含まれています。 (最近になってこのメヌエットはバッハの作品ではないことがわかったそうです) 譜面はこちら Bach: 12 Duos サンプルPDF

田園の絵/トランペット四重奏

イメージ
"Country Pictures"  [作曲] V.ブランド (Vassily BRANDT)  [編成] トランペット4重奏  [演奏時間] 8分  [構成] 3楽章構成    1. 教会にて (In the Church)    2. ライムの木の下で (Under a Lime tree)    3. 宴  (At the feast)  [出版社]  International Music Company  [譜面入手先]  ヤマハ・ミュージック 美しいコラールの教会にて、ゆったりとしたワルツ調のライムの木の下で 賑やかで楽しげな宴を思わせる軽快な曲調の宴の3曲構成です。 トランペットアンサンブルの組曲で派手でない導入の曲は珍しいですね。 この曲全体を象徴する1曲となっています。

トリプロプレス

イメージ
今日は、いつもと趣向を変えて、楽譜出版社の紹介です。 トリプロプレス(http://triplo.com/) は、トランペットアンサンブル専門の楽譜出版社です。 代表のJ.オルコット氏はマイアミ大学オックスフォード校のトランペット科の教授で主に彼の作編曲した作品を販売しています。 なんと!現在150以上の譜面があります。 編成別、難度別に探すことができ、サンプル音源(マイクのロゴ)、サンプル譜面(ト音記号)も豊富です。 PDF版は決済後メールにてダウンロード先URLが送付されるようです。 以下は、トリプロプレスにて取り扱っている譜面です。 トランペット三重奏 Three Snapshots(Nicole Piunno) ※最初の20秒はサウンドロゴです(笑)