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冬季北京オリンピック2022開会式

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"Opening ceremony of beijing olympic game 2022" 五輪開会式 少年のトランペットに称賛の声続々 (デイリースポーツ) やってくれました、北京オリンピック!トランペットの登場です。 しかもソロ。しかも少年。 ネットニュースにもなっているようで、オリンピックでのトランペットの復権です。 このところオリンピックにまつわるトランペットやファンファーレを記事にしていましたがうれしい限りです。 曲はトランペットのために書かれたものではなく、「私と私の祖国」という曲で、中国のオリジナル曲で、若干政治のにおいがしますが、中国でヒットした曲だそうです。 曲の背景はさておき、朗々と演奏する少年にブラボーを送りたいと思います。 NHKのサイトで開会式の様子が見られます。 北京オリンピック開会式 13分あたりから中国旗の掲揚のシーンです。 ちなみに、選手団の入場で使われた曲は開催国の中国以外はパブリックドメインのクラシックを編曲したものでした。 ウィリアムテルから白鳥の踊りまでいったらまたウィリアムテルに戻って、モーツァルトの40番をブチっと切って勇ましく歌唱祖国が始まりました(笑) (選手団 入場曲) 歌劇「ウィリアムテル」序曲よりスイス軍の行進(G.ロッシーニ) 威風堂々第1番(E.エルガー) バレエ音楽「くるみ割り人形」よりあし笛の踊り(P.I.チャイコフスキー) バレエ音楽「くるみ割り人形」より行進曲(P.I.チャイコフスキー) 管弦楽組曲第3番よりジーグ(J.S.バッハ) アイーダより凱旋行進曲(G.ヴェルディ) 春の声(J.シュトラウス二世) トルコ行進曲(L.v.ベートーヴェン) 交響曲第5番「運命」より第4楽章(L.v.ベートーヴェン) 歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲(M.グリンカ) 歌劇「椿姫」より乾杯の歌(G.ヴェルディ) 歌劇「カルメン」第一幕への前奏曲(闘牛士) ハンガリー舞曲第5番(J.ブラームス) スケーターズワルツ(E.ワルトトイフェル) 喜歌劇「軽騎兵」序曲(F.スッペ) 四季より春(A.ヴィヴァルディ) 交響曲第40番より第1楽章(W.A.モーツァルト) 交響曲第9番「新世界から」より第4楽章(A.ドヴォルザーク) バレエ音楽「白鳥の湖」より白鳥の踊り(P.I.チャイコフスキー) (中国の

モントリオールオリンピック閉会のファンファーレ

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"Maynard Ferguson at the closing of the 1976 Olympics in Montreal"  [作曲] メイナード・ファーガソン(Maynard Ferguson)  [編成] トランペット・ソロ  [演奏時間] 1:30  [最高音] F  [楽譜入手先] なし  執筆時点の2022/2/1では、世界中で新型コロナのオミクロン株が拡大していますが、今のところ、冬季北京オリンピックは開催されるようです。 今回もオリンピックにまつわるトランペットを紹介します。 これまで 東京オリンピックのファンファーレ 、 札幌オリンピックのファンファーレ 、 長野オリンピックのファンファーレ を紹介しましたが、いずれも開会のファンファーレでした。 今回紹介するのは、夏季ですが、1976年のモントリオール大会の閉会式で演奏されたファンファーレです。 演奏するのは地元モントリオール出身のトランペット奏者、メイナードファーガソンです。なんと、ソロで演奏しています。 メイナードファーガソンといえば、アメリカ横断ウルトラクイズでも使用されたスタートレックのテーマをハイトーンで吹きまくるイメージが強いですが、なんと五線の上のFまでに留めた落ち着いたファンファーレです。 まさに閉幕を告げる聖火を消すのにふさわしい厳かな演奏です。