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10月, 2016の投稿を表示しています

サイクロン E.モラレス作曲

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サイクロン  "Cyclone"  [作曲] エリック・モラレス (Eric Morales)  [編成] トランペット5重奏  [演奏時間] 7分  [出版] Morales Music  [楽譜入手先] アカデミアミュージック エリック・モラレス は、アメリカの作曲家でジャンルはクラシック、ジャズ、ポップスと多岐に渡るようですが、トランペットアンサンブルでも多くの作品を書いており、オリジナルのトランペットアンサンブル作品を書く今後も注目の作曲家です。 今回紹介する”サイクロン”もその中の一つで2007年に作曲された比較的新しい曲です。 プログラムノート/譜面サンプル にあるようにサイクロンの 差し迫る嵐、強まる風、台風の目などサイクロンの迫ってくる様子を表現したもののようです。 演奏の難度もある程度高いですが、芸術的な完成度も高く、フリューゲルホルンで表現される台風(サイクロン)の目の部分はとても美しく必聴に値する部分です。 <ケンタッキー大学の演奏> <米陸軍トランペットアンサンブルの演奏> どちらの演奏も素晴らしいですが、ケンタッキー大の演奏が好きです。 陸軍の方圧倒的にうまいですが、うますぎて嵐のような感じがしない。。。

フェスティバル・ファンファーレ J.トゥリン作曲

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フェスティバル・ファンファーレ  "Festival Fanfare"  [作曲] ジョセフ・トゥリン (Joseph Turrin)  [編成] トランペット8重奏、10重奏  [演奏時間] 1分30秒  [出版] Rosehill Music  [楽譜入手先]  アカデミア・ミュージック 、 Sheet Music Plus J.トゥリンの短くエキサイティングなファンファーレです。 どちらがオリジナルか不明ですが、8重奏版と10重奏+パーカッションのバージョンがあるようです。 譜面は10重奏+パーカッション版しか見つけられませんでした。 <8重奏版> <10重奏+パーカッション版>

6本のトランペットのための組曲 D.L. ホートン作曲

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6本のトランペットのための組曲  " S uite for Six T rumpets "  [作曲] D.L. ホートン (Dennis L. Horton)  [編成] トランペット6重奏  [演奏時間] 6分半  [構成] 3楽章構成    I. Allegro con brio    II. Lento    III. Presto  [出版] Elan Brass Impressions  [譜面入手先] http://www.hickeys.com/ 1989年に作曲された3楽章構成の組曲です。 トランペットアンサンブルに詳しい方は1楽章を聞いて何かピンと来ませんか? 実は プレスティの5本のトランペットのための組曲 をモチーフとして作曲されているんです。 それぞれ、 2楽章は Essay for Six Trumpets 、 3楽章は V. レイノルズのトランペット五重奏の為の音楽 をモチーフとしているようです。 更に巧妙なことに全楽章共通して、F,G,C,Bbという音形を使用しています。

トランペット五重奏の為の音楽 V. レイノルズ作曲

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トランペット五重奏の為の音楽  " Music for 5 trumpets "  [作曲] V. レイノルズ(Verne REYNOLDS)  [編成] トランペット5重奏  [演奏時間] 9分  [グレード] 5  [構成] 3楽章構成    I. Fanfare ファンファーレ    II. Chorale コラール    III. Finale フィナーレ  [出版] Robert King Music  [譜面入手先] V. レイノルズ/トランペット五重奏の為の音楽(AL28442/トランペット五重奏/輸入楽譜(T))【10P18Jun16】 レイノルズはアメリカの作曲家・ホルン奏者です。 軽快な速度のI.ファンファーレにつづき、II.の空虚な感じのするコラールはユニゾンから徐々に和音が厚みを増していきます。IIIのフィナーレは序奏のあと、絶えることなく交代で伴奏の刻みが続く中、旋律も交代しています。 グレードは5とやや高めです。ファンファーレは下降形ではあるものの跳躍が多く臨時記号も多いためなかなか難しそうです。5重奏割にユニゾンの箇所が多いため音程に気を使いそうです。