吹奏楽のための第二組曲よりパソ・ドブレ
"Second Suite for Band - IV. Paso Double" [作曲] A. リード (A. Reed) [編成] ファンファーレ(トランペット・ソロ) [演奏時間] 4楽章開始から20秒付近から約10秒間 [最高音] G 今回はファンファーレの紹介です。 今までオーケストラ曲内のファンファーレはたびたび紹介させてもらいましたが、吹奏楽のオリジナルでファンファーレと考えたらこの曲でしょう。 吹奏楽の多作家であるA.リードの中でも人気の高い名作です。 エネルギッシュな冒頭のあとトランペットのファンファーレが奏でられます。 このファンファーレはクラリネット、フルートに引き継がれていきます。 自然倍音で構成されていますが、G dur のためBb管で演奏するには若干苦労します。 楽譜もBb管のトランペットとなっていますが、アメリカのマーチングで使用されている音通りのよいG管ビューグルを使用するといいかもしれません。 これは憶測ですが、リードもG管ビューグルをイメージしているのかもしれません。