歓喜の歌
"Ode to Joy from Symphony No.9 IV"
[作曲] L.v. ベートーヴェン (L.v. Beethoven)
[編成] トランペット4重奏
[編成] トランペット4重奏
今回は久しぶりに自作の編曲作品を紹介させていただきます。
誰もが一度は聴いたことがあろう第九の歓喜の歌をトランペット四重奏にしました。
5音のみでできている単純な旋律をいろいろなバリエーションで展開していく様は見事ですが、この大規模かつ繊細な作品をいかにトランペットアンサンブルに仕立てるかに苦心しました。
あまりにも有名なこの曲は、耳にする機会も多く毎年のようにプロオケでは演奏されていますが、実際にはD-durで最高音はハイBの下のAなのですが、この音が頻繁に出てくるためアマチュアにはかなりの難曲です。
今回は同じ調では大変なので半音上のオクターブ下Es-durにしました。
なるべく易しくかつトランペットアンサンブルとして演奏可能な長さにカットしながらも、ある程度の第4楽章の再現度も考慮して、冒頭と最後を違和感なくつなげるよう努力しました。
4番パートはフリューゲルホルンで演奏すると効果的です。冒頭ソロなど適宜持ち替えても良いかと思います。
・演奏時間 約5分
・最高音 ソ(F)
・原調より半音上(Es-dur)
in Bbの譜面ですのでクラリネットアンサンブルとしてもお楽しみいただけます。
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