ファンファーレ(行進曲)
時代を遡ってバロック時代のトランペットアンサンブルの紹介です。
チェコ出身でドイツで活躍したゼレンカの6つの行進曲(ZWV 212)です。
この人、あのバッハにも一目おかれていたようでいろいろな音楽を作曲していたようです。
題名がファンファーレとなっているものもあるようです。
全部で6曲あります。
動画を検索してみると3曲を抜き出して3つのファンファーレ(行進曲)などとなっている場合が多く、1曲目は有名なようでどれもこの曲が登場します。
残りはII、VIやV、VIとなっていて、III、IVは見つかりませんでした。
譜面をみてみると、この当時本当に吹けてたの?と思えるくらい高音で細かい音符が多いです。
ティンパニと一緒に演奏する部分は勇ましく、16分音符を伴った動きは華やかで、そのエコーのような効果の繰り返しは気品があります。
I,V,VI
I,II,VI
アメリカ陸軍の演奏です。(こんなこともしてるんだ)
こちらはバロックトランペットを使用しているので当時の雰囲気がわかると思います。
ピッコロを使わないためあまりキンキンしないのと、キーを使用しているため音ムラがありますが、いい味わいが出ていると思います。
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