指輪物語より第1楽章
"Symphony No. 1 "The Lord of the Rings" 1st mov"
[作曲] ヨハン・デ・メイ (J. de Meij)[編成] トランペットソロ
[演奏時間] 約20秒
[最高音] A
[最高音] A
[楽譜入手先] WBP Plus!(楽天市場店)
今回は吹奏楽の中で活躍するトランペットの紹介です。
ヨハン・デ・メイ作曲の交響曲第1番「指輪物語」より第1楽章 魔法使いガンダルフの序盤に登場するソロです。
この曲は、吹奏楽であるものの少し編成が変わっていてチェロが含まれています。
その、チェロとユーフォニアムの朗々と奏でるテーマを引き継いでモチーフの一部分を歌い上げます。
中低音のチェロ・ユーフォニアムのソリからオクターブ上がってのソロはとても引き立ちます。
交響曲というだけあって全5楽章40分を超える大作です。
大曲で派手な個所も多いのでトランペットを含む金管の見せ場は多いです。3楽章でも1分近くトランペットパートで16分音符を交代で刻むソリがあります。
この曲は、のちにオーケストラへも編曲されています。
さすがロンドン響という圧巻の演奏です。オーケストラ版で改定されたのかトランペットのソロの最後がGの伸ばしとなっています。
こちらは吹奏楽ですが、オーケストラ版とソロが同じです。作曲者本人が指揮しているということはこちらのほうがいいということ?
この版を初めて聴いたときは、いい!と思ったのですが、やはり元の最後かげりが見える最初の版が好きです。
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