バレエ音楽「コッペリア」よりワルツ/トランペット四重奏
"Waltz from Coppelia"
[作曲] L. ドリーブ (L. Delibes)[編成] トランペット4重奏
今回も自作の編曲作品を紹介させていただきます。
ドリーブのバレエ音楽「コッペリア」よりワルツをトランペットアンサンブルにしました。
バレエの序盤に現れるこの優雅で流麗なワルツはたびたびCMなどでも使用されどこかで耳にしたことがあるかもしれません。
トランペットアンサンブル化するにあたり同バレエの第二幕最後に現れる短いファンファーレを移調して冒頭に配置しました。
このワルツはとても魅力的で以前からトランペットアンサンブル化したかったのですが、曲の導入部で悩んでいました。オリジナル通りだとフルートの華麗なカデンツァがあるのですが、これを真似するのは至難の業。かといってそのまま、ブン・チャッ・チャッと始めるのもつまらない。
一度バレエを通してみたことがあったのですが、どこかにファンファーレがあったような気がして探すために全幕見てしまいました。
華やかなファンファーレにより静かで優雅なワルツが引き立つと思います。
・演奏時間 約3分
・原調通り(ファンファーレのみ5度下)
旋律のほとんどを1stが担当しているので1stの負担は大きいですが2nd以下は負担が軽く1stパートをフィーチャーしたような構成となっています。
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