第1旋法による8声のカンツォン G.ガブリエリ作曲

第1旋法による8声のカンツォン
 "Canzon primi toni a8"

 [作曲] G.ガブリエリ (Giovanni Gabrieli)
 [編曲] D.マーラット (David Marlatt)
 [編成] トランペット8重奏
 [演奏時間] 3分
 [出版] Eighth Note Publications
 [楽譜入手先] http://www.jwpepper.com/ (海外)
 [サンプル譜面] http://www.enpmusic.com/

G.ガブリエリは、ルネサンス期に活躍したヴェネツィアの作曲家です。
当時は、ツィンク(コルネット)とサックバットによって演奏されていたようです。
日本ではフィリップジョーンズブラスアンサンブルによって一躍有名になった、この~旋法によるカンツォンのシリーズは、特に第7旋法による8声のカンツォン第2番は有名で、今でもアンコンの金管8重奏(4Tp + 4Tb)でしばしば、演奏されます。

今回紹介するのは、そのトランペット8重奏版です。トロンボーンとの8重奏と比べ迫力はなくなりますが、完全に同一楽器ならではのサウンドの統一感が感じられます。
また、トランペットのみの編曲のため音程を上げており、演奏難度は上がりますが華やかさが増しています。

演奏は、なんと、シモン・ボリバル・ユース・オーケストラのトランペットパートで結成する、シモン・ボリバル・トランペットアンサンブルです。
シモン・ボリバル・ユース・オーケストラは若手指揮者として話題のグスターボ・ドゥダメルが率いるベネズエラのオーケストラです。

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