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バレエ音楽「調理場のレビュー」

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"La revue de cuisine"  [作曲] B. マルティヌー(Bohuslav Martinů)  [編成] 混成6重奏  [演奏時間] 20分程度  [楽譜]  IMSLP(国際楽譜ライブラリープロジェクト)  (無料) 少し変わった編成のアンサンブルの紹介です。 マルティヌーの小編成のバレエ音楽「調理場のレビュー」。 クラリネット、トランペット、ファゴット、バイオリン、チェロ、ピアノの6重奏です。 とても楽しい曲なのですが、あらすじは調理場にあるポットと蓋が結婚するという話で、泡だて器や布巾などと喧嘩して仲直りするというものです。 コロナ禍で大人数での演奏がはばかられる昨今、このような小編成のアンサンブルに焦点をあててもいいかもしれません。

双頭の鷲の旗のもとに

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 "Waltz from Coppelia"  [作曲] J.F. ワーグナー (J.F. Wagner)  [編成] トランペット3~5重奏  [演奏時間] 3分  [最高音] G    [出版] kz2 publishing  [楽譜入手先]  piascore 今回は久しぶりに自作の編曲作品を紹介させていただきます。 行進曲「双頭の鷲の旗のもとに」をトランペットアンサンブルに編曲しました。 3本~5本の柔軟な人数で演奏できるフレキシブルトランペットアンサンブルです。 冒頭のファンファーレがかっこいい有名な行進曲です。 オーストリア・ハンガリー帝国の軍楽隊長だったときに作曲されたのがハプスブルク王朝をたたえるこの行進曲です。 題名の「双頭の鷲」とはハプスブルク家の紋章です。 なお、作曲者のワーグナーはオペラや楽劇などで有名なあのR.ワーグナーとは別人です。 ―内容―  パート譜(1~5番トランペット in Bb)  スコア ・演奏時間 約3分 ・原調より4度下 ・最高音 1st G(ラ) ・4th、5thはオプション in Bbの譜面ですのでクラリネットアンサンブルとしてもお楽しみいただけます。

ジークフリート牧歌

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  "Siegfried-Idyll, WWV 103"  [作曲] R. ワーグナー(R. Wagner)  [出番] 405小節中13小節 普段、トランペットアンサンブルやトランペットが活躍する曲をご紹介していますが、反対に活躍しない曲=暇曲を紹介したいと思います。 オーケストラではトランペットやトロンボーンがない曲(いわゆる降り番)は珍しくないのですが、譜面にあるのにほとんど出番がない、または目立たない曲を暇曲と命名してご紹介します。 今回は、R.ワーグナーのジークフリート牧歌です。 ご覧の通り、20分程ある曲なのですが、わずか13小節です。 この曲は、ワーグナーの妻、コジマへの誕生日の贈り物として、その日の朝に、ワーグナー邸で初演されたそうです。完全なワーグナーのプライベートな作品で自宅で演奏するために十数人で演奏できるスコアとなっています。 初演時はなんとヴィオラ奏者が掛け持ちで演奏したとのことです。そのためにに特訓したそうです。 全体が盛り上がってきたところで登場しほかのパートと同じ動きでもありますがやはりトランペットの見せ場で、この動画のイギリスのプロムスの奏者もドヤ顔をして演奏を終えています。そのあと数えなくてもいいですが100小節近く休み。 もう少し、活躍したかったなー。

Nothing Is Impossible(不可能な事はない)

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"Nothing Is Impossible"  [作曲] エディ・ルイス(Eddie Lewis)  [編成] トランペット3重奏  [最高音] G  [演奏時間] 3分半  [出版] Tiger Music  [楽譜入手先]  Tiger Music エディ・ルイス氏作曲のトランペット3重奏です。 このブログでは、同氏の作品を ドリアンダンス 、 Count Your Blessings と易しくてよい作品を取り上げていますが、その中では少し難度の高い作品となっており曲の内容も充実しています。 難度が高いといってもGまでなので練習すれば何とかなるレベルです。 オリジナルの作品のようですが、冒頭から聞きやすい郷愁を誘うメロディー、少しテンポアップしたあとマーチのような明るいテーマ、続いて変拍子が面白い部分、最後に落ち着いて曲が終わります。(さらにきつくなるけど、ここで盛り上がるともっと良かったかなぁ) いろいろな要素があって楽しめる良い作品だと思います。 ルイス氏はたくさん曲を発表していおり、注目の作曲家です。今後もいろいろ紹介していきたいと思います。

序曲『静かな海と楽しい航海』

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 "Calm Sea and Prosperous Voyage"  [作曲] F. メンデルスゾーン(F. Mendelssohn)  [編成] トランペット3重奏  [演奏時間] 40秒  [最高音] A  [楽譜入手先]  IMSLP(無料) メンデルスゾーンでトランペットといえば、パパパパーンで有名な結婚行進曲だと思いますが、今回紹介するのは、曲の最後に華々しいファンファーレで活躍する、序曲『静かな海と楽しい航海』です。 約12分の序曲の最後で岸への到着の喜びを示表す3本のトランペットによるファンファーレのようです。 in DなのでB管の場合、シャープ4つとなり複雑な指使いとなりますが、作曲当時はナチュラルのD管を使用しているはずなのでドミソレしかありません。 tutti のあとのフェルマータに続き、トランペット3本のみで開始され、木管が加わり、同じ音型をホルンが引き継ぎ、とても華やかで勇ましいファンファーレです。 調も含めて、ドヴォルザークの交響曲第7番の第2楽章の最後に似ていますが、メンデルスゾーンのほうが先に作曲しているのでドヴォルザークがまねしたのでしょうか。

マシーン・フォールズ~4本のトランペットのためのカノン風ファンファーレ

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 "Machine Falls ~ canonic fanfare for four trumpets"  [作曲] E.モラレス(E.Morales)  [編成] トランペット4重奏  [演奏時間] 2分半  [出版] Morales Music  [楽譜入手先]  アカデミアミュージック    Theodore Front Musical Literature(海外) 昨今のトランペットアンサンブル界で常に新しい作品を発表してくれる作曲家、E.モラレスの作品を紹介します。 このブログでも、 サイクロン 、 シティスケープ 、 メタリック・フューリー 、 X1 と数多く紹介してきました。 今回は、2020年発表の4本のトランペットのためのファンファーレで短い作品です。 副題にあるようによく聴くとカノンーつまり、同じことを後のパートが演奏しているんです! ところどころ同じ動きでハモったり、現代音楽のような前衛的な響きになったりと面白い作品です。 一番有名なのはもちろんパッフェルベルのカノンですが、こういう作品が書けるひとの頭はどうなっているのでしょうか。 ちなみにMachine Fallsをググるとテネシー州の滝のようですが、詳しいことは不明です。 この作品は、モラレスが書いた15の短い練習という教則本の巻末に収められているようです。 難度は跳躍も多くかなり高そうです。(練習曲を15やるとできるようになるのか?😏)

海賊たちの上陸

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 "The Corsair's Landing"  [作曲] R. シェルドン(R. Sheldon)  [編成] トランペットソロ  [演奏時間] 25秒  [最高音] D  [楽譜入手先]  ミュージック・エイト いつもはオーケストラの曲でのトランペットが目立つシーンを紹介していますが、今回は吹奏楽からの紹介です。 1980-90年代に流行ったロバート・シェルドン作曲の海賊たちの上陸です。 ワンピースもパイレーツ・オブ・カリビアンなかった当時、私にとって海賊はこれでした😅 高校に入学して先輩たちが演奏していたのがこの曲、いつかあのソロを吹きたいと憧れたものでした。 曲はいわゆる三部形式の小品で聴きやすく、冒頭の金管のファンファーレから行進曲風の前半、しっとりと歌い上げる中間部、冒頭のモチーフが再現され終結します。 中間部のトランペットのソロはとてもよくできていて、怖くない下のB(しかも mf )から徐々に上がっていき、EsからDへ跳躍があるものの、クレッシェンドからの  f  のためそれほど無理なく上がれると思います。途中で2ndがはいってきて3度の和音奏でます。これがまた美しい。このテーマが転調してa2(アデュー:ソロから2本になること。高校生の時は知らずにそのままひとしきりソロでおいしく吹かせていただきました😅)になり、ひとしきりのテーマをトランペット1st、2ndパートで奏でホルンのソロを引き継ぎ、最後にまどろむようにソロに戻ります。ここがまたおいしい。 簡単なのに、美しく感動的。(ブラームスもこれくらい簡単にしてくれりゃあいいのに。。。) シェルドンさん、よくぞこのソロをトランペットにしてくださいました。