序曲『静かな海と楽しい航海』
"Calm Sea and Prosperous Voyage"
[作曲] F. メンデルスゾーン(F. Mendelssohn)[編成] トランペット3重奏
[演奏時間] 40秒
[最高音] A
[最高音] A
[楽譜入手先] IMSLP(無料)
メンデルスゾーンでトランペットといえば、パパパパーンで有名な結婚行進曲だと思いますが、今回紹介するのは、曲の最後に華々しいファンファーレで活躍する、序曲『静かな海と楽しい航海』です。
約12分の序曲の最後で岸への到着の喜びを示表す3本のトランペットによるファンファーレのようです。
in DなのでB管の場合、シャープ4つとなり複雑な指使いとなりますが、作曲当時はナチュラルのD管を使用しているはずなのでドミソレしかありません。
tuttiのあとのフェルマータに続き、トランペット3本のみで開始され、木管が加わり、同じ音型をホルンが引き継ぎ、とても華やかで勇ましいファンファーレです。
調も含めて、ドヴォルザークの交響曲第7番の第2楽章の最後に似ていますが、メンデルスゾーンのほうが先に作曲しているのでドヴォルザークがまねしたのでしょうか。
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