キリストは従順であられた/トランペット四重奏

"Christus factus est WAB11"

 [作曲] アントン・ブルックナー(Anton Bruckner)
 [編成] トランペット4重奏
 [演奏時間] 4:30
 [最高音] A
 [出版] KohZimmer2
 [楽譜入手先] Piascore Amazon(Kindle版) Google Play Googleブックス

ブルックナーは交響曲の大家として一部のクラシックファンから絶大な支持を得ている作曲家の一人ですが、交響曲作家として認められたのは晩年であり、それまでに数多くのモテットなどの宗教音楽が残されています。

今回はその中からモテット「キリストは従順であられた」をトランペット4重奏に編曲しました。(実は、以前紹介したブルックナーのエッサイの若枝に触発されました)

宗教的な内容はよくわからないですが、静かで重苦しい冒頭、感情が迸る様な後半のfffなど、ブルックナーの敬虔な様子が感じられる一曲となっています。

難度ですが、音符自体は非常に簡単なのですが、タイミング、音の長さ、音程をそろえるという基本的なことができないとなかなか曲になりません。
また、冒頭および最後がpなので非常に神経を使います。

なかなか、人前で演奏するのは難しいでしょうが、アンサンブル力を鍛えるという意味ではよい課題になると思います。

コメント

このブログの人気の投稿

はぐれ刑事 純情派 オープニングテーマ/トランペット・ソロ

4つの舞

3つのブルージャケット