聖堂/トランペット五重奏

"La Catedral"

 [作曲] アンドレス・バレロ=カステルス(Andrés Valero-Castells)
 [編成] トランペット5重奏(2本のピッコロと3本のトランペット)
 [演奏時間] 5:00
 [楽譜入手先] ヤマハ・ミュージック

カステルスはスペインの作曲家で、吹奏楽曲「交響曲第1番 ムルタの谷」や「ポリフェーモ」などで有名です。

作曲は1990年なのですが、バロック時代のヴィヴァルディの作品のような雰囲気を持つ作品です。そのため、5重奏ですが、2本はピッコロを使用しているようです。
ピッコロパートは当然高音域なので難度が高くなります。

とても美しいゆっくりしたコラールが印象的でこの作品の魅力の一つです。
コラールのあとはallegroの明るく軽快なテーマを含む4つの部分を経て、コラール直後のテーマが再現されます。

まったく奇をてらった要素がないので聴きやすく魅力的な曲ですが、演奏する方は大変そうです。

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