奇しきラッパの音(レクイエムから)/トランペット八重奏

"Tuba Mirum"

 [作曲] G. ヴェルディ(G. Verdi)
 [編成] トランペット8重奏
 [演奏時間] 0:45
 [楽譜入手先] IMSLP  2. Sequence (Dies Irae) (無料)

今回も純粋なアンサンブルではなく、オーケストラの中の一部で活躍する箇所を紹介します。
アイーダや椿姫の乾杯の歌などオペラでとても有名なヴェルディですが、レクイエムの中の「怒りの日」はCMなどでも耳にしたことがあると思います。
本当にタイトル通り怒り狂った曲です。その怒りが収まった(?)あとの曲が、この「奇しきラッパの音」という曲でトランペットのみはその冒頭です。

音量 p 指定でステージの2本で静かに開始され、バンダ(ステージ外)の2本が呼応します。さらにかぶせるように別のバンダの2本が呼応し、残りのステージ上の2本も加わり徐々に音量を増して頂点でフルオーケストラのtuttiとなります。
まさに、あちこちからトランペットのファンファーレが降り注ぐトランペット祭りの1曲です!

ちなみにタイトルのtubaはあのチューバのことではなくラテン語でトランペットのことのようです。Mirumが驚きとかいう意味(おそらくミラクルの語源?)で「奇しきラッパの音」という和訳になるようです。




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