デュレンホルン・パッセージ

デュレンホルン・パッセージ
"Dürrenhorn Passage"

 [作曲] ケビン・マッキー (Kevin McKee)
 [編成] トランペット6重奏 
 [演奏時間] 5:00
 [出版] Balquhidder Music
 [楽譜入手先] Balquhidder Music

2009年にITG用に委嘱された作品で、スイスのデュレンホルンという山の風景を描写した作品です。曲の詳細はこちら
ITGとはInternational Trumpet Guild の略でトランペットに関する国際的な組織で、機関誌の発行やカンファレンスなどを行っており、毎年新しいトランペットの作品が発表されています。

一言で言えばかっこい曲なんですが、
題名の通り冒頭から険しい山を想像させる曲想で始まります。
中間部でテンポが緩み美しいコラールになりますが、決して明るくはなく自然に対する畏敬の念を感じさせます。再び冒頭のような曲調に戻り激しさを増してラストを迎えます。

演奏時間は5分とアルプスの山という壮大な対象からすると、聴き手に若干短く物足りない感は否めず、もう少し展開して欲しかったですが、奏者側としてはちょうどいい長さかもしれません。

楽譜入手先リンクにて譜面サンプルが見られますが、思ったほど難くはなさしそうですが、実際やるとなると大変でしょう。

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